先物取引というと恐らく10人中8,9人の方は詐欺だとかなんとかというイメージをお持ちでしょう。商品先物の分野では確かにそれはいえないことはありません。日本では農作物先物の需要と供給が成り立ちません。そのため、日本では適正なマーケットが形成されていないのです。ここで商品先物に関して議論しても仕方がありません。
このページでは、株式の先物取引とその有効性やリスク・リターンを解説していきます。
基本的にはその名の通り先(将来)のものを買うのです。仕組みは上のオプション取引と似ていますが、権利を購入するのではなく、事実上そのものを購入する事になります。その手のお仕事をなさっている方(商社・銀行など)なら有効にこの先物をつかうのでしょうが、個人の方に先物はオススメできません。上のオプション取引から始めるのがベストだと思います。 例えば、小麦を例に取り話を進めます。 現在の小麦価格は1単位100円とます。あなたはパン屋を経営しており安定的に小麦を消費したいと考えている時、5ヵ月後の価格が200円になってしまっては経営がなりたちません。そこで、先物取引を利用して小麦を5ヵ月後100円で購入することを現在決めておきます。これは契約ですのでオプション取引時のように権利を放棄することはできません。 先物取引にはレバレッジ(てこ)が使えることが大きいです。まず、証拠金というお金を先物取引会社・証券会社に預けます。そしてあなたは証拠金の数倍の取引を行う事ができます。 仮に、レバレッジを10倍とすると、100万円の証拠金で1000万円の取引を行う事ができるのです。これを利用する事で投機的な投資を行う事ができます。 1株100円の株式を1000万円分購入すると100000株購入できます。(手数料・税金はないものとする)そして、株価が1円上昇した場合、あなたはレバレッジをきかせたことで9万円多く儲けることができます。勿論株価が下がった時には10倍損をします。
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