オフショア投資のメリット・デメリット 
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オフショア投資のメリットとデメリット
オフショア投資について、まずはわざわざオフショア金融センターにおいて投資を行う意義を見出さなくてはなりません。

そこで、最初にオフショア投資を行うメリットについて検証します。そして、次にそのオフショア投資におけるデメリットについても併せて検証していくこととします。

目次
クリックすると、対象までジャンプします。
オフショアのメリット・・・オフショア投資におけるメリット
オフショアのデメリット・・・オフショア投資におけるデメリット



〜オフショア投資のメリットとデメリット〜

オフショア投資のメリット
オフショアにおいては、各種行政規制などが必要最小限に抑えられています。そのため、日本には存在しないような金融商品などが沢山有り、そのサービスも豊富です。
また、キャピタルゲイン(株式などの譲渡益・値上がり益)などに対する課税が非課税(日本の場合、株式譲渡益・利子に対する税率は20%)という税制上のメリットもあります。

オフショア投資のメリット@税制上のメリット
この課税メリットについて少し具体的に数字を利用して表してみます。
例えば1億円を10年間運用成績年5%で運用したとします。
10年後の運用益は
(非課税の場合) (税率20%の場合)
6288万9462円 4802万4428円
(差額):1486万5034円

というように、たった10年間でここまでの差ができてしまうのです。当然ですが、この数字は運用利率が大きくなるほど。年数が長くなるほど差が開いていきます。
ここで言っておきますが、オフショア投資は税金だけがメリットではありません。収益性の高いファンドを選ぶことに意味があります。税金のメリットはオマケみたいなものと考えてくださいね。

※ただし、我々日本人が日本の居住者としてオフショアで上げた収益については日本において確定申告を行い、納税する義務があります。(後述しますが、オフショアのプライバシー保護の下課税当局がどこまで把握できているかは別ですが)納税義務をなくすには日本の非居住者となる必要があります(もちろん国籍は変わりません)
非居住者となるには、以下の条件を一つ以上満たす必要があります。
・「日本人が継続して海外に1年以上居住する事を通常必要とする職業に就いていること」
・「たとえ1年未満の就労であっても後発的な事由により、1年以上の滞在を余儀なくされる場合」
・「当初の契約などで1年以上の就労を予定していた場合」


以上の条件を満たすのはちょっと難しいけど、沢山お金があってオフショア投資したい!って人は現地にペーパーカンパニー(1$で設立可能)を作りそこの社長として仕事をしているようにすればOKでしょう。


オフショア投資のメリットA金融商品の豊富さ
前述していますが、金融商品の豊富さもオフショアのメリットの一つです。ファンド・保険など日本にはないユニークな商品が沢山あります。同時に、様々な国の通貨で運用する事もでき、資産分散のメリットもあります。

(オフショア投資商品の一例)
■ヘッジファンド・・・私募のファンド。形式としては個人的にファンド運用者に資産運用を委託する。投資信託と違い、不特定多数から募集する事はできない。基本的に何でもありのファンドであり、様々な投資手法等を利用し運用する。
■元本保証ファンド・・・元本を保証したファンド。105%元本保証ファンドなどもある。
■オフショア保険・・・日本国内において外国の生命保険等に加入する事は違法です。ただし、海外で保険に加入する事はできます。場合によっては契約等が日本語で書かれているものもあります。種類としてたくさんありますが、どちらかといえば、保険の掛金は積極的に投資等に向かう傾向があるようです。


オフショア投資のメリットBプライバシーの保護
ほとんどのオフショアにおいてプライバシーの秘匿についてはかなり厳重でして課税当局であっても預金者等の個人情報を教えさせる事は難しいとされています。ましてや、外国からの問い合わせなど歯牙にもかけません。
ただし、近年のテロなどでこれらの銀行がマネーロンダリング((資金洗浄)≒アングラマネーを利用できるようにすること。)に利用された可能性が高いとの経緯から不審な資金についてはその限りではありません。


オフショア投資のメリットC共同口座
これは、オフショアに限った事ではないかも知れませんが、共同口座というものを持つことができます。その名の通り、例えばA君とBさん夫婦が居たとします。そして、彼ら二人の共同口座を作ります。そして、C子が生まれました。そして、共同名義にC子を加えました。時は流れ、A君・Bさんは死亡しました。遺産は10億円です。
普通ここに最高税率50%という相続税が掛かります。しかし、彼らの遺産は全て共同口座にあります。ってことはその10億円はC子のものでもあるため遺産ではありません。そしてC子は自分の子のD雄を共同口座に・・・。というようなことも可能なんですね〜。(親族以外でも共同口座を作る事は可能)


オフショア投資のデメリット
メリットだけではなくもちろんオフショア投資にはデメリットもあります。そこで、オフショア投資におけるデメリットを検証してみましょう。

デメリット@言語
例えば香港のオフショアセンターを利用する場合、使用言語はもちろん英語です。会話は英語ですし、契約書も英語です。英語だから読めなかったんだよ!ではお話になりません。
日本人の英語力は極めて低いとされています。(単語レベルとかそういうことでなく使いこなせるか。という所で)アジアにおける英語力では日本人下から二番目だそうです(最下位は北が付く国らしいです。)
ですが、考えてみてください。日本の低金利で運用するのと香港のオフショアで資産運用するのでは利回りベースでは相当の差があります。英語だから。と言って敬遠して何千万円も損をするのは嫌ですよね。そう考えると英語の勉強も「やってみようか!」と思いませんか?

デメリットA会社(金融機関)を知らない
オフショア金融センターにある会社はBIS規制(自己資本比率規制。銀行の財務健全性を示す指標の一つ)などありません。「怖いじゃんか!」という指摘もあるでしょうけど、S&Pの格付けがトリプルAの名前も知らない○×BANKと名前を知っている格付けがAの日本の□△銀行と比較して、□△銀行の方が安全というのは論理的でないでしょう。

デメリットB政治的安定性
これは、国や地域によりますが政治的な安定性が低い地域もあります。例えば、現地においてクーデターなどが起きて外国人の預金は全て接収するとかいう宣言がされてしまえば預金はパーになってしまう可能性があります。
しかし、日本においても借金が何百兆円とか我々の預金は安全か?という質問には答えられないかもしれませんが・・・。
政治的に安定している国を選べば問題ありません。



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